金利 interest rate 2004 9 9

 やっと原油相場が落ち着いてきました。
今後は、30ドルから40ドルの間で落ち着くのではないかと思います。
この価格帯ならば、産油国も石油業者も文句はないはずです。
 本来ならば、多くの人が20ドル台に下がってほしいと思うでしょうが、
諸般の事情を考慮すれば、30ドル台は、やむを得ないと思います。
 このまま、30ドル台が続けば、
今まで見向きもしなかったエネルギー資源の開発が進むでしょうし、
同時に、代替エネルギーの開発にも力が入るでしょう。
また、コスト高であきらめていた油田の開発も進むかもしれません。
 消費者においては、エネルギー節約という意識改革が起きるでしょう。
たとえば、自動車は、燃費が良い自動車や、
ハイブリッド自動車が選好されるようになるでしょう。
 このように、原油価格の「さじ加減」で、世界が変わる可能性があります。
これは、金利の「さじ加減」で、世界経済が変わるのと同じでしょう。
 もちろん、これでは、発展途上国に不利になってしまいますので、
先進国は、積極的に、発展途上国に対して、
省エネルギー技術や代替エネルギー技術を供与すべきです。
 こうして、省エネルギーと環境保護が進むでしょう。
地球環境のことを考えれば、省エネルギーと環境保護は、どうしても必要です。

エネルギー資源 energy resource 2004 8 29
 今日(8月29日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「埋蔵量、原油に匹敵の『超重質油』」
「石油並みに利用可能」
「中部電力、2008年に事業化」
「超臨界水による超重質油の分解」
「中部電力は、粘りが強く資源利用があまり進んでいない『超重質油』を、
石油と同等の実用燃料に変える技術を開発、
2008年にも海外で商業生産を始める。」
「超重質油の可採埋蔵量は原油並みに達し、
世界のエネルギー企業が実用化を競っている。」
「中部電力は、1バレル当たり20ドル台の低コストでの事業化を目指し、
他の日本企業にも技術を供与する。」
「中東以外に広く分布する超重質油の実用化が進めば、
世界のエネルギー需給・価格の安定と、
中東依存からの脱却につながる。」











































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